リースバックは資金調達の手法です。自宅などの不動産を所収している場合に利用でき、不動産を売却する代わりに資金を受け取るのが基本的な仕組みです。同様の手法に不動産売却がありますが、リースバックの場合は売却した自宅に継続して住み続けられるという特徴があります。売る=セールスと借りる=リースを同時に行うことからセールアンドリースバックと呼ばれることもあります。
リースバックの基本的な仕組みは、自宅を売却すると同時に賃貸借契約を結び、売却先に家賃を払うことで継続して住み続けるというものです。引っ越しなどの必要な無いため上にまとまった資金が支払われるため、老後資金の調達やローン返済などで多く活用されています。リースバックは不動産会社やファイナンス会社などが提供しており、近年利用者が増加しているという調査結果もあります。この仕組みは比較的新しい資金調達の手法であり、利用者の多くが60代以上であると言います。
その理由は今の60代以上の世代は持ち家率が高いためです。そこで、自宅は持っているけど定年退職などで所得が減少した世代に選ばれています。また、通常の不動産売却よりも短期間で資金調達出来る点も多くの人に選ばれる理由だと言えます。この仕組みを利用すれば住み慣れた家に住み続けながら老後資金が調達できることから今後も需要が高まると考えられており、近年多くの不動産会社やファイナンス会社がサービス提供を開始しています。
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