リースバックの仕組みを把握して資産を整理

持ち家比率が高い世代で、相続税の悩みを抱えている人が増えています。持ち家などの不動産は、相続問題で争いの種になりやすいです。共同名義にすると、売却したい場合に全員の同意が必要になります。リースバックなら、売却代金を一括で受取れるので簡単に分割できます。

リースバックは不動産の売却後も同じ家に住める仕組みになっているため、長く住んでいる相続人が家を失わずに済みます。通常の不動産売買だと家が売れると早急に引越しますが、リースバックは継続して住める仕組みです。リースバックの仕組みを詳しく把握していれば、相続前に希望する相手に不動産を渡しやすくなります。売却価格は相場よりも安くなりますが、買い戻す価格も下げられます。

自宅を売却するので所有権が移り、固定資産税の支払いも不要になります。年金で生活している高齢者の中には、将来の生活に不安を持っている人も多いです。最近は中古物件を購入してリノベーションを行う人が増えているので、古い家でも高額査定が可能です。売却価格は、相場や家の状態によって大きく変わります。

リースバックを検討している場合は、早めに交渉した方が良いタイミングで売りやすいです。収入が減少して住宅ローンの支払いが家計の負担になっている場合も、不動産を売却してローンを完済すれば新生活を始めやすくなります。売却手続きは簡単で、申込むと物件の査定が行われ買取価格が提示されます。価格に納得できれば、売買契約を締結して所有権が移ります。