Skip to content

リースバックの仕組みと仲介との違い

リースバックは不動産売却取引の一つで、売却先は一般の人ではなく不動産会社などになります。そのため、仕組みとしては不動産買取に似ているところが多いので、仲介を利用するときに支払いが必要になる仲介手数料が発生することはありません。不動産買取は、買取を専門にしている不動産会社が行っているサービスですが、自社で買い取った物件を再販することで利益を得ます。再販するときにはリフォームやリノベーションなど資産価値を高めた商品にしますが、築年数が経過している場合は取り壊して新築の家を建設して販売することも少なくありません。

このような流れもリースバックの仕組みと同じですが、買取の場合は売却した後は退去しなければなりませんがリースバックは不動産売却と賃貸取引の2つが組み合わさった仕組みを持つため賃借契約によりそのまま住み続けることができます。これは一般的な不動産買取や仲介業者を活用した不動産売却との大きな違いです。今まで住んでいた家、住み慣れた住宅に家賃を払って住み続けることができる仕組みを持つのがリースバックの最大の特徴になりますが、賃貸で利用できるだけでなく買い戻しも可能になるといった特徴もあります。買い戻しは一度売却した不動産を再び所有物に戻すことができるもの、売却したときよりも価格は上がりますが、一時的にまとまった資金が必要になり将来的にその住宅を再び手に入れたいとき、リースバックの仕組みならその希望を叶えてくれるわけです。

Be First to Comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です