Skip to content

リースバックとは住宅の有効活用方法

リースバックとは、自分たちが所有している家を売却し、買い取った人との間に賃貸契約を結ぶことで住居を維持したまままとまった現金を得られる住宅活用の方法です。家を買った側としても、賃貸料収入が得られるのでメリットが少なく、売上金額次第では住宅ローンの支払いよりも賃料の方が低価格になるなど様々な利点があることが特徴です。リースバックを行うのに向いているのは、高齢者家庭です。老後の生活費を維持するためや、子どもたちへの固定資産税の負担を軽くするために、不動産という形の資産を処分しようとする傾向が多く見られます。

つまりリースバックとは、後々処分にこまる家屋という財産を現金化することで有効に利用でき、かつ生活拠点も維持することができることから高齢者に注目されているのです。特に一人暮らしの場合や、近い親族が居ない状態で利用価値が高まると考えられています。ちなみに、売った家を借りる場合の月々の賃料は、買い取り価格の10%前後を12ヶ月で割った価格が相場です。仮に、1000万円で売れたとしたら月々の家賃が約83000円となり、都市部ならローンの平均価格よりも安くなるかもしれません。

ですが、家屋の価値というのは場所や大きさ、築年数によってかなりばらつきがあるものです。場合によっては賃料がローン返済額よりも高額になる可能性もあります。したがって、リースバックとは仲介してくれる業者の選択が重要になる家屋の取引なのです。適正な価格を算定し、購入希望者とのマッチング精度の高い不動産業者ならば確実な収益につながりやすくなります。

Be First to Comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です