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リースバックとリバースモーゲージの仕組み

リースバックは持ち家を活用した資金調達の手法です。不動産会社や信販会社などが提供しており、1960年頃に登場しました。ですが、注目され始めたのは今から8年前頃からなので、比較的新しい手法だと言えるでしょう。リースバックは主に個人所有の住宅を対象としたサービスになっており、売却によって収益を得ると同時にその住宅を賃貸借契約する仕組みになっています。

そのため、所有権はサービス提供会社に移転しますが、住宅にはそのまま住み続けられるというメリットがあります。また、通常の不動産売却よりも短期間で不動産売却が出来る仕組みになっているため、速やかに資金調達したい人にも選ばれています。さらに、不動産の所有権はサービス提供会社にあるため固定資産税等の税負担がなくなり、修繕費用なども必要なくなるため、生活コストを下げたい人にも適しています。持ち家を活用した資金調達にリバースモーゲージがありますが、これは持ち家を担保にした融資であるため所有権は移転しないという違いがあります。

また、返済は利息分のみとなっており、借り主の死亡後に不動産を手放すことで借入金を返済する仕組みになっているのが特徴です。そのため、リバースモーゲージは主にシニア層の老後資金の調達などに活用されているのが特徴です。また、リースモーゲージは使途を限定した商品が一般的なのに対して、リースバックは使途が自由なので調達した資金を自由に使えることもメリットだと言えるでしょう。

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